2018.12.16
ドライマウスについて
こんにちは😊
副院長の長島雄吾です✨
寒くなってきましたが、体調は崩されていませんか。外気が乾燥しているのでウイルスも繁殖しやすい状態になっています。気を付けて下さいね☃️
冬になると外気が乾燥してきますが、今回は口の中が乾燥するドライマウスという病気について質問形式でお話ししていこうと思います。
⭕ドライマウスいう病気はどのようなものか?
唾液の分泌が低下し口の中が渇くことによって「食べ物がうまく飲み込めない」や、「口臭がする」、「味覚がおかしい」などの様々な症状がでることです。
⭕ドライマウスになっている方はどれくらいいるんですか?
欧米の調査ではだいたい人口の25%、4人に1人はドライマウスの何らかの症状があると言われています。これを日本に当てはめると3000万人の患者さんがいるということになります。
⭕ ドライマウスの原因は何ですか?
主に4つあります。
1. ストレス
2. 服薬
3. 更年期障害
4. 筋力の低下
1、 ストレスについて
唾液腺は自律神経に支配されているので、ストレスがかかると交感神経が強く働き唾液の分泌が抑制されてしまいます。笑顔になるなど、ストレスのコントロールを行うことにより唾液の分泌を促すことができます。
2、 服薬について
痛み止めの薬、血圧を下げる薬や特に抗不安薬、抗うつ薬は唾液の分泌量を減らします。
日本は服薬大国と言われ、欧米に比べて約40倍も薬の服用量が多いんです。どんな薬でも副作用としてドライマウスになるリスクがあります。
3、 更年期障害について
更年期になって、女性ホルモンが減少するとドライマウスになる可能性があります。
4、 筋力の低下について
唾液腺は口の周りの筋肉に裏打ちされています。筋力が落ちれば唾液の分泌量も低下します。最近は柔らかい物を食べる事が多くなってきているので注意が必要です。
またあいうべ体操のような運動も効果があります。
⭕ドライマウスになるとどのようなことがおこりますか?
唾液には自浄作用や抗菌
作用があるので、そういった役割をしているものが減少すると口臭が強くなったり、むし歯や歯周病などな病気になりやすくなります。
また、唾液が減ることにより飲み込みづらくなるので、誤嚥性肺炎のリスクも上がってきます。
このように唾液が減ることにより、様々な不具合が起こります。
もし、唾液が減ってきた気がする。
や
口が渇く。
などの症状が出るようであれば、長島歯科医院にご相談ください。
群馬県 前橋市、高崎市で矯正歯科、マウスピース矯正、インビザライン、歯列矯正、成人矯正、小児矯正、顎変形症、保険の矯正、歯周病治療、インプラント治療、いびき、歯ぎしり、マタニティ歯科、無呼吸症候群の治療なら長島歯科医院へ。
群馬県前橋市新前橋町12-8
☎️027-253-5658
長島歯科医院