子供のお口のニオイが気になるという方はいらっしゃいますか?中には口の内に何らかのトラブルが潜んでいる場合もありますが、ほとんどは一過性の生理的口臭です。原因が分かれば、しっかりと対処することができます。
歯磨き不足
子供の口臭の原因として多いのが、歯磨き不足です。歯磨きがきちんとできていないと食べかすがたまり、歯石や歯垢となります。これが口臭の原因となるのです。
そのため、食事の後や就寝前の歯磨きを習慣化させるのはもちろん、正しい磨き方を教えてあげることが大切です。
口呼吸
鼻ではなく口で呼吸をすると口の内が乾燥し、唾液による口の内の自浄作用や抗菌作用が働かなくなります。どんどん菌が繁殖してしまい、それが口臭の原因となってしまうのです。そのため、子供が口呼吸を頻繁にしているようであれば、鼻呼吸できるようにトレーニングしてあげましょう。
口を閉じて、鼻で呼吸をするように意識をします。お話や食事をしている時以外は基本的には歯と歯は合わせないで唇はつむんだ状態にしておきます。お子さんのお顔を見て、無意識に口がポカンと空いてしまっているようであれば、「お口は閉じてね。」と注意してあげてください。
ただ鼻呼吸をしたくても鼻炎があったり、扁桃肥大があったりするとうまく鼻呼吸ができないことがあります。扁桃肥大(アデノイド)は3~6歳で最も大きくなると言われています。お口がうまく閉じられなかったり、何か心配なことがありましたらいつでも、歯医者さんにご相談下さい。
噛む回数が少ない
唾液には、口の内に潜んでいる菌を洗い流し、菌の繁殖を抑制してくれる役割があります。しかし、食事の際噛む回数が少ないと唾液が十分に分泌されず、菌が繁殖してしまうのです。この菌によって口臭が発生してしまうため、子供がよく噛んで食事ができるよう工夫する必要があります。
また、唾液にはでんぷんなどを分解してくれる消化作用もありますので、よく噛むことにより唾液が増え消化も助けてくれます。そのためにはお子さんに噛む回数を多く指摘するだけでなく、日頃から柔らかい食べ物ばかりではなく硬い食べ物を与える工夫も必要です。硬い食べ物を何度も噛むことにより唾液も多く出ますし、味覚も発達し、顎の成長も促します。
定期的に歯医者さんでもケアを
子供の口臭予防のためには、定期的に歯医者さんに通ってケアすることも大切です。
子供が成長すればいずれは気にならなくなるだろうと放置している方も中にはいらっしゃいますが、生理的口臭を放置すると口呼吸により虫歯や歯周病が進行、歯並びが悪くなるなどの悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
定期的に歯医者さんでケアすることで口内トラブルを未然に防ぐことも可能ですので、ぜひご相談下さい。
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