親知らず
10代後半くらいから歯並びが乱れ始めたという場合、親知らずが原因の可能性があります。中にはまっすぐ生えてくる方もいますが、横向きに倒れたり、斜めになって生えてくる方がほとんどです。
このような親知らずは手前の歯を圧迫してしまい、奥歯から前歯に向かって歯がずれてきてしまうことがあります。その結果、前歯の歯並びが悪くなってしまうのです。
歯周病
歯周病とは、歯を支えている骨がだんだんと痩せてしまう病気です。歯を支える骨が少なくなることで歯が動きやすくなり、すきっ歯や出っ歯の原因となります。
歯の治療の中断
抜歯をしたまま放置したり、仮歯が取れたまま放置したりしてしまうと、歯並びに大きな影響を与えてしまいます。両隣の歯が抜けた部分に倒れてきたり、移動してきたりしてしまうのです。そのため、歯を治療する際には、完治するまで根気よく歯医者さんに通い続けることが大切です。
歯並びの悪さは、見た目が悪くなること以外に様々な悪影響を与えます。例えば、顎関節症です。歯並びが悪いと顎にかかる力もアンバランスになり、顎に大きな負担を与えます。それにより顎関節症になるリスクが高まるのです。
また、噛む筋肉に負担を与えることで頭痛や肩こりなども引き起こす可能性があり、体調不良の原因となることもあります。他にも様々な悪影響が出てきてしまうため、歯並びが悪い方は矯正歯科をご検討下さい。