2024.09.17
インプラントと喫煙の関係性
こんにちは、群馬県前橋市古市町・長島歯科・矯正歯科です。
インプラントに関する新しい知識、などを解説・掲載していきます。
本日のテーマは「インプラントと喫煙の関係性について」です。
インプラント治療は無くなった歯を人工歯根にて補う治療法ですが、喫煙をしている場合、その失敗の原因となり得ることをご存知でしょうか。今回は、なぜ喫煙をしているとインプラント治療が失敗しやすいのか、簡単に説明していきます。
まず、インプラント治療の成功の鍵は、人工歯根(チタン)と骨との十分な結合(オッセオインテグレーション)が必要不可欠です。身体とっては、チタン製のインプラントは非自己、つまり異物であり、感染を起こさないためには、身体の免疫機構が正常に働き、異物とせずに傷が治癒(治っていく)する必要があります。
しかしながら、残念なことに、喫煙者の口腔内ではざっと以下のような状況となってしまうことが避けられません。
➀ニコチンによる血管収縮
②一酸化炭素による酸素運搬能の阻害
→血流が悪化して、栄養が届かず、組織の再生が行われず、虫歯・歯周病が急激
に進行する
③唾液分泌の低下 →唾液による自浄作用が減り、細菌が増えやすくなる
以上のことから、喫煙をしていると、骨を支える歯周組織の喪失が進行しやすく、手術によって、顎の骨に設置したインプラントの創部の治癒が起きづらくなります。そうすると、結果として骨との結合が必要なインプラントとの結合も十分でなくなっていき、最終的に、インプラント体の動揺やインプラント周囲炎(失敗)になってしまうということです。
一般的にも「インプラント体埋入時に喫煙習慣があること」がリスクファクターであると言われており、インプラント治療を検討している場合、禁煙を強くお勧めします。因みに喫煙には他にも、口臭、妊婦や胎児への影響、さらには口腔がんとの関係性もあり、お口のなかにとっては良いことはありません。
インプラントはとても良い治療法であると考えますが、折角時間と費用をかけて手術をしても、失敗に終わってしまっては意味がありませんので、インプラント治療を受ける前にご自身の生活習慣を今一度見直してみていただければ幸いです。
・当院では、CT撮影の上、サージカルガイドを使用し、国際インプラント学会認定医が手術を行いますのでより精度の高く・安全な治療を受けていただけます。
・インプラント治療が気になる方は、ぜひ一度、群馬県前橋市古市町・長島歯科・矯正歯科での無料相談をご検討下さい。
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